●野川公園のカントウタンポポ
5月16日の野川公園の観察会ではカントウタンポポを観察会の話題にしようと考えていましたが、前週の下見では一面に咲いていたカントウタンポポが、きれいに草刈をされていました。
観察会当日の朝、そのことを知った岩瀬学長が“自然観察大学として管理事務所に申し入れて、今後は草刈の時期をずらして、花と果実が終わってからにしてもらうことはできないだろうか。草刈を否定するものではないが、都内の公園でこれだけカントウタンポポが咲くところはほかにないだろう。”と言っておられました。
この意見は、文書の形にして、野川公園管理事務所に提出したいと考えています。
岩瀬先生が出演されたNHKラジオ深夜便の中でタンポポの話題があり、その中で彦根城のタンポポの話がありました。“城の外はセイヨウタンポポだが、城内はカンサイタンポポ。彦根城とともにカンサイタンポポも文化遺産と言えるのではないか”といっておられました。
なお、ラジオ放送は5月16,17日の2日。早朝4時からという時間のため聴取できたかたは多くないかもしれません。私も観察会終了後に録音を拝聴しました。番組内では自然観察大学のことも話題にしていただきました。
報告:事務局O
彦根城のタンポポの話題は次でご覧いただけます。
全農教HP〈話のたねのテーブル〉
(2009年6月、No.25)
「−彦根城のタンポポ− 籠城する? カンサイタンポポ」